2008年12月21日日曜日

尼崎競艇場

尼崎競艇場(あまがさききょうていじょう)は兵庫県尼崎市にある競艇場である。 施行者は、尼崎市と伊丹市。

施設の特徴
水面北側に観客スタンドがあり、南側には阪神電車の高架が通る。


水面の特徴
水質は淡水。癖が少ないと言われ、広いコースはカマシを得意とする選手に好まれている。 この競艇場が別名「センタープール」と呼ばれているのはセンター水域(スタート時における3コース、4コース進入艇)からのマクリ、差しが良く決まることに由来する。 フライング警報装置であるSKS(スタートタイミング感知システム)が1995年(平成7年)6月29日より使われていたが、2006年(平成18年)3月24日をもって廃止された。

スタンドからピットの様子を見ることのできる唯一の競艇場。


その他
この競艇場の名物として、「多幸焼(たこやき)」がある。見た目はタコ焼きだが、タコの代わりにコンニャクが入っている。6個100円。個数ではなく、金額で注文する。
かつて、この一帯は湿地帯であり、夏季は蚊が大量発生するなど、衛生面で非常に問題となっていた。戦後、この土地を埋め立てる計画が出たところ、競艇の開催地を探していた日本船舶振興会と、戦後の復興資金確保に躍起だった尼崎市との間で、競艇場への活用が決まったのであった。開設後は、立地条件の良さもあって、全国でも有数の売り上げを誇る競艇場となった。
周年記念(GI)として、近松賞が行なわれている。
企業杯(GIII)として、UCCカップが行なわれている。
新鋭リーグ戦の名称は、プリンスロードである。
女子リーグ戦の名称は、クイーンロードである。
正月にはニューイヤーカップ、ゴールデンウィークには六甲賞競走、お盆にはオール兵庫王座決定戦、年末最後には今年も有難う競走が其々、開催されている。
兵庫・大阪対抗戦として、阪神杯が住之江競艇場と交互に隔年で行なわれている(2007年は住之江競艇場で開催)。
実況はメディアターナーの千葉誠一が担当している。以前は内田和男アナが担当していた。
基本的には住之江競艇場との開催は重ならない。その理由として場所が近いこととボートピア神戸新開地及びボートピア梅田で両場の舟券を発売(両場以外でGIやSGが開催されていると三場同時発売にになりファンが混乱するため。)しているからである。
2003年9月4日、一般競走優勝戦で全艇フライングしたことがあった。詳しくはこちらへ

アクセス
阪神本線・尼崎センタープール前駅北出口すぐ。開催日には専用の歩道橋で正面玄関まで雨に濡れずに行くことができる。
JR西日本立花駅と阪急塚口駅より、臨時の無料送迎バスが運行されている。

過去のSG開催経験
※一番右は優勝者

第3回全国地区対抗競走(1957年) 金藤一二三
第14回全日本選手権競走(1967年) 優勝者なし(※優勝戦不成立のため)
第14回笹川賞競走(1987年) 野中和夫
第38回全日本選手権競走(1991年) 原田順一
第7回グランドチャンピオン決定戦競走(1997年) 市川哲也
第36回総理大臣杯競走(2001年) 烏野賢太
第6回オーシャンカップ競走(2001年) 石田政吾
第29回笹川賞競走(2002年) 西島義則
第31回笹川賞競走(2004年) 上瀧和則


尼崎競艇


“競艇” video results

Category:競艇

0 件のコメント: